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AIが生んだ奇跡の瞬間:たった3分の音楽が組織を変えた理由

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「どうしたらこのチームがまとまるんだろう...」


Zen2.0共同代表の三木康司が毎日頭を抱えていた悩み。新年度体制が定まらず、週次ミーティングの参加者は1〜2人。明確な方向性を示せない状況が続いていました。


明確なゴール設定、対面ミーティングの企画、チームビルディングイベント。様々な施策を試みたものの、効果は一時的で、根本的な解決には至りませんでした。


そんな時、一人のメンバーから思いがけない提案が。


「AIで今年のZen2.0のテーマソングを作ってみませんか?」


龍神の息吹が宿った瞬間

最初は半信半疑でした。しかし、これまでの方法がうまくいっていない以上、新しいアプローチを試す価値があるかもしれない。


マインドフルシティ鎌倉ウィーク」の企画書をAIのClaudeに読み込ませ、音楽生成AIのsunoで楽曲を制作。試行錯誤を重ね、ついに「これだ!」と思える楽曲が誕生した瞬間、三木さんは語ります。


「龍神の息吹がこの楽曲に流れ込んだような感覚を得ました。生命がAIの楽曲に命を与えたのです」


静かなボーカルのイントロから始まり、徐々に現代的なビートが加わる構成。日本の伝統楽器とエレクトロニックサウンドが絶妙にブレンドされ、まさに「マインドフルシティ鎌倉」のコンセプトを音で表現した仕上がりでした。


参加者2人から最大人数へ

楽曲をチームに共有した瞬間、すべてが変わりました。


「すごい!鳥肌が立ちました」「これ、私たちのプロジェクトそのものじゃないですか」「このうたを歌う、カラオケ大会やりましょう!」


熱いコメントが次々と寄せられ、その週のリアルミーティングには、これまでで最多の参加者が集まったのです。


なぜ、たった一曲の音楽がこれほどまでにチームを変えたのでしょうか。


この楽曲には「マインドフルシティ鎌倉ウィーク」の世界観がすべて凝縮されていました。歌詞にはビジョンが、メロディには情熱が、そしてアレンジには伝統と革新の融合という理念が込められていたのです。


メンバーは楽曲を聴くたびに、なぜ自分がこのプロジェクトに参加しているのか、何を目指しているのかを思い出すことができました。それは、長い企画書を読むよりも、何度もミーティングで説明を聞くよりも、はるかに効果的でした。


組織を超えた共鳴

この音楽がもたらした効果は、チーム内だけに留まりませんでした。


イベント出展を検討している企業に楽曲を送ったところ、翌日には驚くような返事が。


「音楽を聴いて、マインドフルシティ鎌倉Weekの世界観が一瞬で理解できました!禅の精神性とテクノロジーの融合、そして鎌倉という土地の持つ独特の空気感...すべてがこの3分間に凝縮されていますね。ぜひ出展させていただきたいです」


AIが生成したテーマソングは、単なるBGMではありませんでした。

  • 内部統制ツール:チームメンバーの結束を高め、共通の価値観を醸成

  • 対外コミュニケーションツール:組織の世界観を直感的に伝達

  • 営業ツール:ステークホルダーの理解と共感を短時間で獲得


複数の機能を併せ持つ強力なツールだったのです。


普遍的な言語としての音楽

人は、文字情報だけでは理解しきれないものを、音楽という感覚的な体験を通じて直感的に把握することができます。特に、抽象的なコンセプトや世界観を伝える際には、音楽の持つ力は計り知れません。


この経験は、組織運営における新しい可能性を示しています。チームビルディングは、必ずしも従来の方法論に縛られる必要はない。時にはクリエイティブなアプローチが、思いもよらない効果をもたらすのです。


「山川草木すべてに仏性 本来の面目 ここにあるAIの時代でも 忘れない この真実」


この歌詞のように、私たちは伝統と革新の融合を目指し、一歩一歩前進していきます。



テーマソング「Spirituality in Nature 〜鎌倉への道〜」の全歌詞と制作プロセスの詳細は、上記noteでご覧いただけます。


今回のような探求の対話は、私たちのYouTubeチャンネルでいつでもご覧いただけます。時代を超えた叡智と今を生きる私たちの問いを結びつける対話を続けていますので、よろしければチャンネル登録でご一緒ください。 https://www.youtube.com/@zen2.098


そして、もしあなたが「頭で分かる」から「体で感じる」へと、この探求を深めてみたくなったなら。この秋、鎌倉全体を舞台にした 「Mindful City Kamakura Week」 で、お待ちしています。自分、自然、そして出会う人々との繋がりを、五感で再発見する特別な一週間です。


今年のZen2.0は鎌倉の街全体を寺院とした〜Mindful City Kamakura Week〜


この秋、鎌倉の街全体を舞台にした新しい挑戦「Mindful City Kamakura Week」がはじまります。11月16日から22日の7日間、海や山、森や寺社仏閣といった鎌倉ならではの豊かな自然と歴史ある文化空間が、マインドフルネスを体験し表現する舞台へと姿を変えます。


テーマは「Spirituality in Nature」。Zen2.0で8年間育まれてきた精神を礎に、日常に寄り添う実践をさらに広げ、誰もが自らの感性を持ち寄って共に創るフェスティバルです。プログラムはワークショップや対話、伝統芸能やアート、食やビジネスの取り組みに至るまで幅広く、参加者自身が「出展者」として企画し実現できる開かれた仕組みとなっています。


個人・団体・企業を問わず参加可能で、出展募集は7月15日から9月15日まで受付予定です。自然と人が共鳴し合い、新しいマインドフルな都市の姿を描き出すこの一週間を、ぜひ一緒に紡いでいきましょう。イベント詳細はこちらから。

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この記事は、Zen2.0共同代表 三木康司氏の実体験を基に構成されています。


 
 
 

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福井県でも11月にZenのイベントを開催

Mindful City Kamakura Week
Zen2.0

This event is organized by Zen2.0.

Zen2.0は、神奈川県鎌倉市で毎年開催されている禅とマインドフルネスの国際カンファレンスです。

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